楽天のラクマが手数料を値上げしたらしいけど、他のサイトと比べてやっぱり高いのかな?
楽天の運営するフリマサイト・ラクマの販売手数料が、2021年1月に3.85%→6.6%(いずれも税込)に値上がりしたことは、すでにご存知の方も多いでしょう。
フリマサイトには運営サイドに支払う販売手数料がかかるのが常識で、どのフリマサイトでも販売手数料を設定しています。
この記事では、
- ラクマの手数料は高いか他のフリマサイトと比較調査
- ラクマの手数料で損をしない販売方法
についてご紹介しています!
送料の他に販売手数料に気をつけて値付けしないと、損をすることになってしまいます。
ラクマの手数料は高い?他のフリマサイトと比較して調査
まず最初にラクマの手数料が本当に高いかどうか、他のフリマサイトと比較してみましょう!
※ヤフオク!はプレミア会員とプレミア会員以外で手数料が変わります。
ラクマ・メルカリ・PayPayフリマ・ヤフオク!の手数料比較
販売手数料 | 1万円の商品を 販売した際の手数料 | |
---|---|---|
ラクマ | 6.6% | 660円 |
メルカリ | 10% | 1,000円 |
PayPayフリマ | 5% | 500円 |
ヤフオク! プレミア会員 | 8.8% | 880円 |
ヤフオク! 会員以外 | 10% | 1,000円 |
※ラクマとヤフオクプレミアム会員の販売手数料は税込です。
他のフリマサイトと比べると6%はそんなに高く見えないけど、元が3.5%だったからユーザーには痛手だね。
販売手数料が倍近く上がってしまったので、今となってはラクマを利用するメリットは薄くなってしまったかもですね…。
手数料が一番安いフリマサイトはPayPayフリマ
比較したなかで販売手数料が1番やすいフリマサイトは、5%のPayPayフリマでした。
PayPayフリマはYahoo!が運営するフリマサイトで、フリマサイトの歴史としてはまだ3年ほどの歴史の浅いサービスです。
しかしながら、
- スマホ決済のPayPay残高で支払いが可能
- 商品の購入でPayPayポイントが貯まる
- 全てが匿名配送で送料は出品者負担のみ
- PayPayカードと連動させることでポイントが多くゲットできる
など、Yahoo!やPayPay関連のサービスをよく利用する人にとっては便利かもしれません。
まだ歴史が浅いからこそ、新規参入してフリマで稼ぐチャンスはあるかも!
ラクマの手数料は高いが利用するメリットは?
販売手数料が5%のPayPayフリマが登場したことで、実質「業界最安値」ではなくなってしまった楽天ラクマ。
他のサイトに移動したり実際に利用をやめてしまった方もいるようですが、楽天関係のサービスと連動させている方は引き続きラクマを利用している方は多いです。
- ラクマでの買い物に楽天ポイントが使える
- ラクマでの売り上げを楽天キャッシュにチャージできる
- 振込先を楽天銀行にすると売り上げ1万円以上の際、振り込み手数料が0円になる
楽天関係のサービスを連動させることでポイントが倍近くもらえたり、楽天市場での買い物もお得にできるようになるなど、まだまだお得感も満載なことも間違いありません!
楽天カード、楽天銀行、楽天モバイル、ラクマなど楽天関係はサービスもイベントも盛り沢山だよね!
そうね!支払いを楽天カードにしておけば、楽天での買い物や普段の買い物でもポイントがつくので便利です!しかも割とすぐに貯まります。
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ラクマの手数料は高い?:損をしない販売方法を調査
次にラクマを利用する際に、手数料で損しない販売方法について調査しました!
ラクマは実は手数料だけじゃなく、最低出品価格にも注意が必要です。
①値段の付け方に注意!
ラクマに限らずフリマサイトで商品を販売する際には、販売価格だけではなく「手数料」の分を考えて値付けをする必要があります。
これを忘れてしまうと、最初から損をすることになりかねないね。
ラクマでは取引が完了すると、出品者の売上金には販売手数料の6.6%(税込)が差し引かれた金額が反映されます。
また、販売価格を設定する際に出品画面であらかじめ販売手数料を確認できるようになっているので、マイナスにならないような価格設定が必要です。
※販売手数料を税込の6.6%で覚えておくとあらかじめ計算がしやすくなります。
ラクマで1万円の商品が売れ場合、販売手数料の660円(税込)が引かれるので、出品者の受け取り金額は9,340円になります。
マイナスになってしまう場合は、販売手数料を忘れていないか確認しよう。
②最低出品価格にも注意!
また、ラクマの配送方法で「かんたんラクマパック」を利用する際は注意が必要です。
「かんたんラクマパック」は匿名配送が利用できるなど便利な配送方法で、配送料金は取引が完了した後に商品代金から差し引かれる仕組みになっています。
そのため、手数料改定とともに配送方法ごとに利用できる商品の最低価格にも変更があり、それを下回る販売価格の設定はできないようになっています。
以下が配送方法ごとによる最低出品価格の一覧です。
配送方法 | 最低出品価格 |
---|---|
ネコポス | 300円以上 |
宅急便コンパクト | 570円以上 |
ヤマト宅急便 | 1,610円以上 |
ゆうパケット | 300円以上 |
ゆうパック | 1,610円以上 |
※かんたんラクマパックの配送料自体に変更はありません。
例えば、厚みが3cmを超える商品をかんたんラクマパックでの匿名配送を希望する場合、最低価格を1,610円以上に設定しないといけません。
あまり価値のないもの、単純にいらないものを売りたいときには価格設定がちょっと難しいね。
ラクマの手数料は高い?損をしない販売方法:まとめ
ラクマの手数料は高いか?と、ラクマで損をしない販売方法についてご紹介しました。
- ラクマの手数料は税込3.85%から6.6%に値上がりしたので、高くなったことは確か
- ラクマよ販売手数料が安いフリマサイトは、5%(税込)のPayPayフリマ
- ラクマ出品の価格設定には販売手数料+最低出品価格にも注意!
販売手数料はフリマサイトで商品を売る時の肝ってことだね!
ラクマは確かに手数料は上がったけど、楽天関連のサービスで生活を紐づければ、引き続きお得に利用可能ですよ!
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